京都元警官強盗殺人事件

1984年09月04日火曜日

警察庁広域重要指定115号事件(けいさつちょうこういきじゅうようしてい115ごうじけん)とは、1984年に発生した殺人事件。


概要
1984年9月4日、京都市で警察官から銃を奪って射殺し、その後に大阪市で消費者金融に強盗に入って店員を射殺する事件が発生した。
二つの事件で使用された銃の線条痕が一致したため、警察庁は二つの事件を同一犯によるものとして「警察庁広域重要指定115号事件」に指定。
捜査から強盗傷害罪で懲役7年の刑で服役して仮出所中の元警官Hが事件の犯人とされた。
Hは事件翌日の9月5日に逮捕された。
事件
巡査射殺事件
1984年9月4日午後1時頃、Hは京都市北区の船岡山公園で警ら中の警察官を刃物で襲い、全身16ヶ所を刺した後で奪ったピストルで背中に銃弾を発砲して殺害した。
消費者金融強盗殺人事件
1984年9月4日午後4時頃、Hはピストルを持って大阪市都島区の京橋駅前の消費者金融に強盗目的で押し入り、店員に発砲して殺害。
その後、別の店員を脅し現金73万円を奪って逃走した。
裁判
捜査段階で犯行を認めたが、公判では全面否認に転じ無罪を主張。
拳銃、包丁などの直接証拠は見つかっていないため、弁護側は
自白は暴行により強要されたもの
目撃証言はマスコミ報道から思いこんだ可能性が高い
目撃証言は食い違いが多く信用性に欠ける
短銃を発射したとされる被告の手から硝煙反応が出てない
などと主張したが、いずれも退けられ1997年12月19日、最高裁でHへの死刑が確定した。
2020年現在、Hは大阪拘置所に収監されている。

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